イギリス競技団体の施設と大学の連携/山崎一彦

ラフバラ大学とHIPAC(High perfomance Centre)の連携

屋内外陸上競技場の隣接

IMG_0441.JPG質素だが何よりも実用的である
屋外陸上競技場と室内練習場(HIPAC)が隣接し、イギリスの決してよいとは言えない気候に対応できるようにしている。昨年まで屋外陸上競技場は6レーンであったが、09年5月より8レーンに増加させる工事を終了させた。トラック素材は、ヨーロッパによくある細かいチップ形状のもの。カーブは逆バンク(日本では当たり前にコーナーで外に振られないようにバンクがついている)で少し走りにくいかも。イギリスでは逆バンクが多い。水はけを意識したもの?


主練習場

IMG_0428.JPG機能最大限に最小限に質素な施設
主に屋内練習場という形になっている。1階には、直線8レーン110mHが出来る長さ(130m)、棒高跳びピット(写真)、走り幅跳び、三段跳び様ピット2レーン、槍投げができる大きなカーテンが棒高跳びピットの反対側にある。棒高跳びの練習施設は充実しており、助走スピードを上げられる下り坂走路をつくれたり、吊り輪、鉄棒、平行棒、ロープも隣接して実に機能的な作りになっている。
技術系練習は天候に左右されることなく、1年を通して行えるところが魅力である。


投擲練習場

IMG_0431.JPG多目的用途に対応できる
グリーンのネットがサークル系投擲競技練習場が2面ある。投げても遠くへとりにいく必要がないので、コーチと競技者は技術を短時間で集中して多く投げることが出来る。気候に左右されやすい競技であるため、いつでも投げられるのは嬉しい。視界からくるイメージ作りは必要なので、屋内ばかりの感覚では本当のパフォーマンスを作り出すことが出来ない。しかし、屋外競技場と会わせてトレーニングすることが出来る。主練習場の上階にある。


次回はこれら施設と利用者の関係についてレポートします。

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ハイパフォーマンスセンターのオフィス  High Performance Centre

練習の空き時間は、こんな感じで勉強しているふり?です。通信の近代化が進んで、どこでもインターネットができてしまうため、わからないことがあったら日本語で海外のことを調べたり、メールも日本とすぐにできるのでパソコンに向かう機会が多くなっています。
メールも隣の机同士でやりとり。オフィスはもちろん日本人はいませんので、かろうじて文面は英語ですが、日本のメールアドレスから仲間のラフバラへのアドレスに送るということもあるので、一度日本のサーバへ送って、またイギリスに戻ってくるという電気の無駄遣いをしている訳です。
 70歳を超えたボランティアコーチがパートタイムで来ますが、その人がよく言っています。「今のコーチはオフィスでパソコンばかり、グランドにもっといなければダメだ!!」としょっちゅう言っています。
 いや〜、その通りですね。日本でもブログばっかり更新しているコーチは危ないかもしれませんね。
 来た一時期は英語がのびた感じがしましたが、今は停滞中(09年4月現在)コミュニケーションをとるのには、やはりアナログでないといけませんね。

撮影:Martyn Roony